2012年4月17日火曜日

マレー語に関する章(62)帯方郡使は人類学の凄い学識の持ち主



 《帯方郡使は人類学の凄い学識の持ち主
 「帯方郡使は人類学の凄い学識の持ち主

 倭人章は、この夏人と倭人の共通点を見抜いていて、ピタリと指摘してみせている。

 この事実も、魏人のもっていた人種学知識が現代以上に優れていて、

 倭人らの服装、晋観を一見しただけで、

 ぴたりとそのルーツを見抜いてしまったのである。

 だから帯方群使らの学識の高さは、

 この一事だけでも身にしみてわかるはずである。

 彼等は、現在の日本の人類学者でも気付かなかった関連を、

 即座に指摘できるだけの学識を身につけてもいたのである。

 だから当時の中国人が、

 当時としては遥かな辺地だった日本列島人のルーツや東都を、

 今の私たちが考えもしない黒歯国などまで細かに同族と認めて、

 わざわざ記入するほどに熟知していたという事実を、

 改めてしっかり確認しておく必要がある。

 ついでにここで、黒歯国は本当に倭人と同種だったのか?みてみよう。

 歯の黒い人々は、現在も台湾以南の各国で沢山みることができる。

 それは一種の嗜好風習の結果である。

 コショウ科のキンマの葉で、ビロウ椰子の実と石灰を包んで噛む習慣のため、

 歯が真っ黒に染まるのである。

 その主流はインドネシア系の人々で、

 日本語の主流もマレー語だし、

 黒い歯のを美として喜ぶ奇妙な風習は、

 「お歯黒」として今でも映画の時代劇などでみることがあるし、

 お歯黒をした人は昭和初期まで残っていた。

 これが答えである。

 言語復原史学会
 言語復原史学会
 言語復原史学会

 『参照ブログ』
 古代メソポタミア
 ウワイト(倭人):大学講義録
 ウワイト(倭人)大学院講義録 
 古代史ブログ講座
 歴史徒然
 ネット歴史塾
 オリエント歴史回廊(遷都)    
 古代史の画像 
 「終日歴史徒然雑記」
 「古代史キーワード検索」         
 ひねもす徒然なるままに  
 古代史つれづれ

 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状

0 件のコメント:

コメントを投稿