2012年3月19日月曜日

マレー語に関する章(33)日本語は大量のマレー語でできている



 《日本語は大量のマレー語でできている
 「日本語は大量のマレー語でできている

 [後漢書・烏桓伝]の81は「部族の数」で、

 『古事記』の81は「船の数」で、

 『日本書紀』の81は「天皇の寿命」で、

 どれもまるで一致しない。

 これは単なる「偶然」の一致、関係があるとみるのはムリだと思ったこともあった。

 しかし、『日本書紀』の81は、意識的にスリ替えたものだとわかると、

 残る「部族の数」と「船の数」の問題は、

 立派に理由のある食い違いで、

 偶然ではないと立証するつぎのようなキーがみつかった。

 その第5のキーは「マレー語」である。

 日本語は大量のマレー語でできているということは、

 私(加治木義博)の『邪馬臺国の言葉』(コスモ出版刊、1976年)で詳しくお話ししたが、

 お読みでない方のために別の例をあげてみよう。

 『魏書倭人章』の女王国の旁国の中に

 「巴利(ハリ)国」というのがあるが、

 その後の移動発展を追っていくと、

 現在の兵庫県、昔の「播磨(ハリマ)」になる。

 それは国を「マ」と発音したからで、

 古代の日本周辺の国々ではこの「マ」を含めて、

 国のことを「ラ・マ・ヤ・ナ」という発音と、

 その方言訛りで呼んでいたことが実証されている(『ジンム』参照)。

 この巴利国は、今の鹿児島県下にあり、地名遺跡もある。

 この地方は日向、日の国と呼ばれた地域である。

 日をハリと発音するのはマレー語だ。

 だがこれ一つでは証拠には不十分だ。

   言語復原史学会
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 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
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