2012年1月22日日曜日

スキタイ・スキュタイ(5)



 スキタイ
 スキタイ

 《四神のルーツはシンドゥ教

 五彩圏は、いうまでもなく方角(方位)の「四神の色の知識」がなくては生まれない。

 それは先にお話ししたようにインドの宗教文明の産物であるが、

 日本では間違って四神というのは中国生まれだと思いこんでいる人がいるので、

 もう少し詳しくお話ししておこう。

 宇宙を支配する大神ビシユヌーは、

 銀河やオリオン座大星雲(銀河宇宙)を

 思わせる巨大な七つの頭の竜「アナンタ」(『ヒミコ』参照)に乗っている。

 そしてベッドには「シェーシヤ竜」を使う。

 彼は太陽神だから竜も東から出てくる。

 竜は

 インド語のシャカ、

 ネパール語のシヤケ、

 ギリシャ語のスキタイ、

 そして中国・日本語のサカ人に特有のトーテムなのである。

 仏教を守護する八大竜王や、豊玉姫や、スサノオの大蛇退治も、

 ジークフリートの竜退治も皆これがもとになっている。

 南の朱雀が

 ビシュヌーの旅行用の航空機・金翅紗鳥=カローラ・ガルーダから変わったことは、

 つい今しがた説明したが、同じように竜も中国で誤解されたもので、

 本当は中国にはいないがインドにいるライオンが、

 ビシュヌーそのものの変身「人獅子」として崇拝されているものなのである。

 このことは中国製といわれる3~4世紀の銅鏡の鏡背図を見ればわかる。

 それは虎ではなくインドの人獅子の顔をもっている。

 中国の四神の北の「玄武」は、亀と蛇の二本だてになっている。

 これが中国の四神はインド起源であることを物語っていいる。。

 『Myブログ』
 ウワイト(倭人)大学講義録
 古代史ブログ講座     
 歴史徒然                
 ウワイト(倭人)ウバイド  
  ネット歴史塾       
 古代史の画像       
  ヨハネの黙示録とノストラダムスの大予言  
 オリエント歴史回廊(遷都)
 終日歴史徒然雑記     
 古代史キーワード検索 
 ひねもす徒然なるままに  

0 件のコメント:

コメントを投稿