2015年12月28日月曜日

飛鳥南西の古墳


 
  出典:保育社:カラーブックス:
        古墳―石と土の造形―森浩一著
    82~83頁

 樫原神宮の駅から見ると、

 東南にある小山が見瀬丸山古墳がる。

 日本最大の横穴式石室があり、

 英人ゴーランドが巨大な前方後円墳と発表していたが、

 長らく円墳に誤認されていた。

 空から見ると、大和最大の古墳である。

 前方部濠外にある飛鳥時代にの軽寺は

  その墓守かと推定している。

 しかも奈良盆地を南北に連らねる古道下ツ道は、

 この前方部で終わっている。

 これも謎である。

 現在の欽明陵古墳は幕末に大修築を受けていて、

 もとは双円墳らしい。

 そして、この古墳の付近に、

 野口王墓「天武・持統天陵」古墳、

 鬼の俎古墳、菖蒲池古墳、越岩屋山など

 終末期の立派な古墳が並んでいる。

 昭和47年に3月に、

 人物・四神・日月星辰の壁画の見つかった

 高松塚も終末期の古墳で、

 漆塗りの木棺をおさめた横口式石槨がる。


  ≪歴史関連リンク≫
  KOFUN(誰が巨大古墳を造ったのか)『言語復原史学会:加治木義博』KKロングセラーズ
  『天皇陵』 

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