津堂城山古墳

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　≪津堂城山古墳≫
 出典：保育社：カラーブックス：４１頁
       古墳―石と土の造形―森浩一著
 　 　　　
 　御陵墓参考地になっている前方後円墳である。
 　地上から見ると全長２００メートルの墳丘は
 　それほどの大きさを感じさせないが、
 　空から眺めると周濠の外に大周庭帯があり、
 　今も工場や民家の間にくっきりとその境界をとどめている。
 　葛城、つまり兆域の広さでは古市古墳群第二の規模である。
 　明治４５年、
   後円部で長持形石棺をおさめた竪穴式石室が発掘された。
 　大山古墳前方部の石棺と類似している。
 　棺の内外に銅鏡、玉、鉄製武器類などがおかれていた。
 　
 　「写真」津堂城山古墳：大阪府藤井寺市
 　「津堂城山古墳」
 　「津堂城山古墳の石棺」
 　
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