2015年12月11日金曜日

黒姫山古墳と甲冑


 ≪黒姫山古墳と甲冑≫

  百舌鳥古墳群の東方にある黒姫山古墳の前方部に、

  武器だけおさめた竪穴式石室があって、

  鉄製の甲と冑がともに24個ずつ埋めてあった。

  大変な数である。

  甲も冑も鉄板をつなぐのに鋲を使っているので、

  5世紀中ごろの古墳と推定される。

  豪族がこれだけ、

  あるいはそれ以上の数を保持していたことを

   少なくとも物語っている。

  「写真」黒姫山古墳出土:大阪具南河内郡美原町

      眉庇付冑・衝角付冑・襟付短甲・短甲


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