2015年12月10日木曜日

カトンボ山古墳の石製模造品


 ≪カトンボ山古墳の石製模造品≫

  出典:保育社:カラーブックス:古墳―石と土の造形―森浩一著
            54頁

  5世紀の古墳は遺物の数が多い。

  百舌鳥古墳群の御廟山に付属する陪塚に、

  葬送儀礼に使用した遺物が一括埋納されていた。

  葬送用に使うため柔らかい滑石を使用し、

  斧や皮袋にいれた鉄刀子などを模造している。

  子持勾玉は三輪山山麓のような

   祭祀遺跡に出土する祭器である。

  この古墳には勾玉が約700個、

  白玉が約2万個埋置していた。
  
  「写真」カトンボ山古墳出土:大阪府堺市

      子持勾玉・斧と子持勾玉・刀子


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